設定ファイル

Uniqys Kitには、ノードを起動する際に必要な設定ファイルがいくつかあります。

それぞれの設定ファイルのデフォルト名はvalidatorKey.json, dapp.json, uniqys.jsonとなっていますが、設定やコマンドラインで自由に変更することができます。 このページでは、デフォルトのファイル名を用いて説明します。

validatorKey.json

validatorKey.jsonはアドレスが記述されたファイルです。 Uniqys CLIのgen-keyコマンドで生成することができます。

$ uniqys gen-key /path/to/validatorKey.json
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gen-keyコマンドを実行すると、以下のようなアドレスが記述されたファイルが生成されます。

{
  "privateKey": "e6c02eba42dbad7139d7efdbd7d47756814038ac313f53a60bae36320aa1c631",
  "publicKey": "6d1b658cecb78dabc35cc9d53969f2937a2d1fca14d9407c4f0b945ff1df2439b0e19b94f079d00e3a57b54c35cee90cf120cbfa687080df534e7ee86e29febd",
  "address": "7491cc5cb29e3dd5329438a9c8cb5679ead1baa9"
}
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設定の各キーは以下のような意味を持ちます。

キー 値の説明
privateKey アドレスの秘密鍵:公開せずに保持する
publicKey アドレスの公開鍵:公開する必要はない
address アドレス:トランザクションやステーキングに用いられ、公開される

注意

gen-keyコマンドの実行時に出力パスを指定しない場合は、デフォルトでkey.jsonというファイル名になります。

dapp.json

dapp.jsonはブロックチェーンネットワーク固有の設定ファイルです。 genesisブロックの情報を含んでいるため、そのチェーンを維持するノードは全て同じ設定ファイルを参照しなければいけません。 ですから、dapp.jsonはDAppのソースコードとともに公開する必要があります。

一からブロックチェーンを生成する場合は、Uniqys CLIのdapp-confコマンドで生成することができます。

$ uniqys dapp-conf /path/to/dapp.json
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dapp-confコマンドを実行すると、以下のような設定ファイルのひな形が生成されます。

{
  "unique": "2b2fdfd42498f1020962deb060ab5566ee2e995fa8381b5399b17076d0970d4707b33f882150dcc4",
  "timestamp": 1541406622,
  "validatorSet": [],
  "initApp": "",
  "startApp": "echo \"no start command specified\""
}
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dapp.jsonの各キーは以下のような意味を持ちます。

キー 値の説明
unique genesisブロックをユニークにするための文字列
timestamp genesisブロックに記述する秒単位のタイムスタンプ
validatorSet genesisブロックのバリデータのセット
address バリデータのアドレス
power バリデータの投票力
initApp initコマンドを実行したときに実行するコマンド
(プログラムを初期化するコマンドを記述)
startApp startコマンドを実行したときに実行するコマンド
(DAppを起動するコマンドを記述)

これらの値を埋めると、例えば以下のような設定ファイルが完成します。

{
  "unique": "A string to make my blockchain unique!",
  "timestamp": 1541406622,
  "validatorSet": [
    {
      "address": "7491cc5cb29e3dd5329438a9c8cb5679ead1baa9",
      "power": 1
    }
  ],
  "initApp": "npm install",
  "startApp": "npm start"
}
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この設定ファイルを他のノードに公開することで、ネットワークは同じブロックチェーンを参照するようになります。

uniqys.json

uniqys.jsonはノードの設定ファイルです。 Uniqys CLIのinitコマンドを実行すると同時に生成されます。

$ uniqys init /path/to/dapp.json
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initコマンドを実行すると、以下のような設定ファイルのひな形が生成されます。

{
  "dapp": "dapp.json",
  "dataDir": ".data",
  "validatorKey": "",
  "easy": {
    "gateway": {
      "port": 8080,
      "host": "0.0.0.0"
    },
    "app": {
      "port": 5650,
      "host": "127.0.0.1"
    },
    "innerApi": {
      "port": 5651,
      "host": "127.0.0.1"
    },
    "innerMemcached": {
      "port": 5652,
      "host": "127.0.0.1"
    }
  },
  "network": {
    "port": 5665,
    "address": "0.0.0.0"
  }
}
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uniqys.jsonの各キーは以下のような意味を持ちます。

キー 値の説明
dapp dapp.jsonのパス
dataDir .dataディレクトリのパス
validatorKey このノードのアドレスとして用いるキーが記述されているvalidatorKey.json
easy Easy Frameworkのネットワーク設定
gateway Gatewayのネットワーク設定
app DAppのネットワーク設定
innerApi innerAPIのネットワーク設定
innerMemcached Memcachedサーバのネットワーク設定
network Chain CoreのP2Pに用いるネットワーク設定

.data

.dataディレクトリは、DAppのブロックチェーンデータを保持します。

Uniqys CLIのinitを実行すると生成されます。 データの中身を変更する必要はありません。

最終更新: 11/21/2018, 11:12:17 AM